この種のメスは男性よりはるかに小さいです。 さやばね(翼のカバー)は、滑らかであるというよりむしろヴェルヴェットの様な表面をしています。 メスはオスの様にパートナー探しの争いはしないので、完全に非武装です。もっとも、オスのように前胸背板とさやばねの間の鋭い刃を使って鋏むことは充分可能です。
カブト虫を回転すると、きめ細かく穴をあけられた頭部と前胸背板両方の装甲の表面を見ることが出来ます。
また、触覚(ここでは見えません)が使用中でないときに格納される部分のすぐ下にいくつかの感覚毛があります。
メスはオスより格段に流線型で、産卵の時、朽ちた丸太の中での掘削と動き易さを求めたデザインになっています。
>>羽を広げた後、胴体部を右ドラッグすると全方角から観察できます。 |